南沢山は、伊那谷の旧清内路村(現・阿智村)と木曽谷の南木曽町及び東濃の中津川市との境にある山で、頂上付近は広々とした高原となっていて、一年を通じて、多くの人に愛されている山です。
古くは、伊那谷と美濃・木曽を結ぶ道として、清内路古道が清内路村上清内路から、この南沢山近くを通り、中津川市落合(中山道落合宿)まで通じていたとのことですが、江戸の中期には通行禁止となっていて、地元からは古道復活を求める声が多かったとのことです。
南沢山を源流とする南沢川は、北の南木曽町に向かって流れ出していて、蘭(あららぎ)川、木曽川と合流し、伊勢湾へと注いでいきます。
南沢山はマンサクの群生地としても知られ、春にはマンサクの淡黄色の花が咲き、秋にはマンサクの丸い葉が見事な紅葉を見せ、訪れるものを和ませてくれます。
コース
■家族・初心者向け
所要時間:往路 約1時間30分・復路 約1時間10分
往路:ふるさと村自然園→中間点→南沢山頂上
復路:(往路と同じ)
■登山者向け
所要時間:往路 約4時間 復路 約1時間
往路:昼神温泉郷・・・(バス)・・・ヘブンスそのはら山麓・・・(ゴンドラ・リフト)・・・ヘブンスそのはら山頂・・・(バス)・・・萬岳荘→富士見台高原→横川山→南沢山山頂
復路:南沢山山頂→ふるさと村自然園・・・(バス)・・・昼神温泉郷
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